
症状から探す
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シミ・そばかすの原因には肌の新陳代謝の低下によるメラニンの停滞、多発するシミ(日光黒子)があります。シミ・そばかすが多くできてしまう方の特徴の1つとして、シミができやすいお肌・くすみやすいお肌となっていることがあります。シミに関しても1種類とは限らず、様々なシミが混じっている(エイジングコンプレックス)ことが多いです。
このためシミやくすみの治療だけでなく、お顔全体としてシミができにくい肌・透明感のあるお肌を作っていくことが大切です。日々のスキンケアがシミの原因となっている可能性もありますので、治療にあたっては医療機器や外用薬によるアプローチに合わせて、内服薬の併用やご自宅でのホームケアを並行して治療していきます。
乾燥じわ
乾燥によりできるしわです。目元や頬にできる小ジワは、乾燥が一つの原因です。肌を保湿していただくことに加えて、ケミカルピーリングやトレチノイン・レチノールの外用によってハリを出し、イオン導入やエレクトロポレーションを行って肌の水分や栄養の補給を行います。また睡眠不足や栄養のアンバランス、ストレス、不規則な生活習慣などを見直すことも検討します。
表情じわ
私たちが一般的に「しわ」と呼んでいるもののほとんどは、筋肉の動きによって起きてくる表情じわのことです。そしてこの表情じわは、自分では気づきにくいことが多く、年月が経つとシワが定着して表情を動かさずともシワがずっとできてしまうなど、症状が進行してしまって初めて気づくことも多いです。しかめっ面によってできる眉間の縦じわや、目尻のしわ、額のしわなど、表情の癖によってできてしまうしわがその代表です。ボトックス注入を行い、表情の筋肉を和らげることで治療します。
くすみ
くすみとは、顔全体が本来の明るさよりも暗く見える状態を指します。
健康な肌に備わる透明感やツヤが失われるため、肌が暗く不健康な印象を与えがちです。主なくすみの原因は、老廃物の蓄積、乾燥、血行不良、色素沈着、紫外線やストレス、睡眠不足、喫煙、栄養不良などが考えられます。「くすみ肌」を改善するために、まずは適切なスキンケアが必要です。
肝斑
肝斑は、頬や目の下、額にあるモヤモヤとした薄茶色のしみです。
通常のしみ(老人性色素斑)はしみとお肌の境目がはっきりしていますが、肝斑は境目が曖昧です。
原因は様々ありますが、紫外線や皮膚の摩擦、女性ホルモンが原因と考えられています。
30~60代の女性に多く、肝斑の上に老人性色素斑が重なっていることも多くあります。
肝斑の上の老人性色素斑を治療したい場合は、まず肝斑の治療を行っていただく必要があります。
また、少しの刺激でメラニン(肝斑の原因組織)が出やすくなっている状態なので、強い刺激や治療を行うと逆に悪化してしまいます。そのため優しい治療を定期的に、根気強く行っていく必要があります。
ほくろは良性腫瘍の一種で、表皮にメラニン色素を生成するメラノサイトが集まり、黒色斑になります。隆起したもの、平らなもの、毛が生えているものなど様々です。また一般的ないぼは足の裏に多く、免疫力低下により粘膜がウイルスに感染して生じるといわれています。顔や首などに出現する老人性のいぼ(老人性ゆうぜい)から足の裏にできるいぼ(尋常性ゆうぜい)まで、種類も様々です。ほくろやいぼの状態により、レーザーや手術で除去することができます。
赤ら顔(毛細血管拡張症)とは、毛細血管が拡張し、皮膚表面近くに血液がうっ滞してしまい、赤く見えることをいいます。赤ら顔には2つの原因に大別できます。
【1】皮膚疾患による炎症が原因の赤ら顔です。また内臓疾患の一症状であったり、服用している薬の副作用などで赤みが出ることもあります。
【2】皮膚疾患ではなく、慢性的に血管が開いて赤みが出ているタイプです。
自己判断でケアを行うと悪化させることがあります。お悩みの方は一度ご相談ください。
いずれも自己判断でケアを行うと悪化させることがあります。
お悩みの方は一度ご相談ください。
ニキビにはさまざまな種類があり、初期症状では毛穴が詰まったような白いもの、進行して炎症が起こり赤く腫れているもの、黄色く膿んだものなど、ニキビの状態に応じて治療法が決まります。
ニキビの直接的な原因は、皮脂が増え、それが毛穴に詰まってニキビ菌が増殖することです。過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして、ニキビの元となるニキビ菌(アクネ菌)が増殖していき、症状を悪化させます。
近年では20代以降の成人でもニキビで悩む方が増えており、症状によっては保険診療での治療も可能です。早めに治療を開始して炎症を抑えることで、にきび痕になることを防ぐことが出来ます。さらにキレイなお肌を保つため、あるいはニキビ痕を治療するために自費診療も可能です、すぐ治ると放っておかずに早めの受診を心掛けましょう。
毛穴には皮脂詰まりによるもの、ニキビや乾燥などの炎症にともなって毛穴が開くもの、たるみによるもの、産毛によって毛穴が目立つものに分かれます。
皮脂詰まりによる毛穴治療
主に鼻を中心として、皮脂が詰まることで毛穴が押し広げられます。さらに皮脂が空気で酸化することで黒く目立つようになります。自宅でできるホームケア治療としてトレチノイン外用薬があります。またケミカルピーリングとイオン導入ないしはエレクトロポレーションのコンビネーション治療、ハイドラフェイシャル(毛穴クレンジング)などを様々に組み合わせて治療を行います。
毛穴の皮脂詰まりが取れるだけでも綺麗になりますが、その後に開いた毛穴が残ってしまうことがあり、その場合には後述の「ニキビや乾燥などの炎症にともなって毛穴が開くタイプ」の治療の併用もお勧めします。
開いた毛穴治療
主に頬を中心として、毛穴が開いてしまう状態です。前述の皮脂詰まりを改善させた後に残ってしまう開いた毛穴もこれに当たります。
自宅でできるホームケア治療としてトレチノイン外用薬があります。またプラズマフェイシャル、ピコフラクショナル、ダーマペンなどを様々に組み合わせて治療を行います。
たるみ毛穴治療
年齢とともに顔の骨格が変化すると、骨を土台とした筋肉の衰え、靱帯の緩み、皮下脂肪の減少、皮膚がたるみが起こり、凹凸が形成されることでたるみ毛穴ができます。
そのためたるみ毛穴をお化粧品や塗り薬で治療することは難しく、ヒアルロン酸注入などでお顔のボリュームを改善し、さらに細かい毛穴を引き締める治療を行います。
産毛による開き
顔にも産毛が存在し、毛の黒さによって毛穴が目立つ原因となります。
治療は医療脱毛を行います。
当院では、金属アレルギーに対応したチタン製ファーストピアスないしは樹脂製ピアスを使用して穴あけを行っております。
適切なファーストピアスを用いることで、ケアはとても楽になり、施術後トラブルも減ります。
ピアスの穴あけは広く行われていますが、感染症などリスクなどある医療行為です。せっかくのピアスで肌トラブルを起こさないように、衛生的な医療機関での施術がおすすめです。
個人差はありますが痛みもほとんどなく、短時間でピアッシングが可能です。まだ開けていない方、増やしたい方も1箇所から対応可能です。
当院では「アイコン」という治療機器を用いた脱毛を行っています。この機器はレーザーメーカーの世界ナンバーワンのシェアブランド「サイノシュアー社」の製品で、FDA(米国厚生労働省)と日本の厚生労働省の両方から承認を受けている安心安全な医療機器です。
医療脱毛は効果が高いメリットはありますが、エステなどの脱毛に比べると若干の痛みを伴います。アイコンはコンタクトクーリングという冷却機能がついており、照射による肌のダメージ・照射による痛みを最小限に抑えます。
また肌質改善の効果・機能を兼ね備えており、美白・美肌効果作用もあります。
一度に照射する面積が大きいため、施術時間の短縮が可能です。
アイコンは医療機関でしか使用できない脱毛器なので、多少の痛みはありますが、確実な脱毛効果が期待できます。通常の脱毛処理の他、男性ヒゲのような剛毛、女性特有のうぶ毛などのムダ毛も対応可能です。
多汗症には、全身に多量の汗をかく『全身性多汗症』と、手のひらや足の裏など特定の部位に大量の汗をかく『局所性多汗症』の二種類があります。それぞれの原因は異なり、全身性多汗症は甲状腺機能亢進症や糖尿病などの内科疾患、更年期症状が原因となることがあり、局所性多汗症は精神的な緊張によるもの、思春期を過ぎて落ち着いてくるものなどがあります。症状によっては保険診療での治療も可能です。お薬の使用においては継続ケアが必要となりますので、夏のシーズンなど、ケアを気にせず汗を抑えたい、などの場合はボトックス注入がおすすめです。
当院では薄毛治療・発毛治療も積極的に行っています。
男性型の抜け毛、薄毛の患者様はもちろん、女性の薄毛・産後の抜け毛などにも対応しています。
男性の発毛治療
-AGA治療を中心に-
男性の発毛治療で最も多いのが、男性型脱毛症(AGA)です。男性ホルモンが原因で毛髪の成長が阻害され、細くコシのない毛となってしまいます。特にこめかみ(前頭部)や頭頂部では男性ホルモンの感受性が高く、このためAGAでは同部位の薄毛が進行します。
女性の発毛治療
-FPHLと産後の抜け毛を中心に-
女性特有の薄毛は、その原因が多岐に渡ります。特に多いのが女性型のAGA(female pattern hair loss FPHL)や産後の抜け毛です。
FPHL
AGAは男性特有の脱毛と考えられがちですが、実は女性にもAGAは存在します。男性のAGAが前頭部、頭頂部を中心とするのに対し、女性では頭皮全体の髪が細く全体的に薄くなるのが特徴です。これは髪を成長される女性ホルモンの量が減ることで、薄毛や抜け毛につながります。このためフィナステリドやデュタステリドでは効果が期待できず、パントガールという飲み薬で抜け毛の予防を行います。
産後の抜け毛
出産まで妊娠を維持するためのホルモンによって、女性の頭髪は抜けにくい状態となっています。
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