2021年10月27日
《症状》
30歳以降の女性に好発する『しみ』です。
頬部を中心に対称性に淡褐色班がみられます。前額部や口囲に拡大することもありますが、眼囲は侵されません。紫外線により夏季に増悪します。妊娠を契機に発症することがあります。
《病因》
性ホルモンや副腎皮質ホルモンの分泌変化、紫外線などの慢性的な物理的刺激によりメラノサイトが活性化されると考えられています。
《治療》
紫外線、経口避妊薬などの誘発因子を除去します。妊娠性の場合は分娩後数か月で軽快します。
無理にレーザーを照射すると、レーザー後の色素沈着が悪化する場合がありますので、適応は慎重に判断します。
ハイドロキノン外用、トラネキサム酸内服、ケミカルピーリング、イオン導入なども有効です。
医療法人社団伸緑会 富士見台駅前皮ふ科（練馬区富士見台駅徒歩３０秒）
保険診療はもちろん、できものの検査・手術や美容のご相談など、お気軽にお越しくださいませ。
ご予定がおわかりになる患者様はご予約（電話予約可）していただききますと、よりスムーズにご案内できます。
一般皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科
TEL 03-5933-9752
FAX 03-5933-9753
