2022年1月15日
こんにちは。富士見台駅前皮ふ科です。
とても寒い日が続いていますね。
最近は肌の乾燥によるかゆみ、湿疹症状で受診される患者様がとても多いです。
皮脂欠乏性湿疹と呼ばれる症状です。
皮膚科では患者様にヒルドイドなどの保湿剤や、症状に応じてステロイドの塗り薬などを処方しています。
保湿剤には軟膏、クリーム、ローション、フォームなどさまざまな種類があります。
冬は皮膚を保護する効果が高い軟膏やクリームタイプのものがおすすめです。
軟膏やクリームは、成人の人差し指の先端から一つ目の関節まで伸ばした量(1FTU:フィンガーティップユニット)、ローションは1円玉くらいの量(いずれも約0.5g)が、大人の手のひら約2枚分の面積に塗る量の目安になります。
この量を目安に成人の方の全身に保湿剤を塗るとすると、1回で40.5FTU(約20g)を使用することになります。
想像していたより多いと感じる方が多いのではないでしょうか?
お子様の場合は、
3~6か月:8.5FTU(約4g)
1~2歳:13.5FTU(約7g)
3~5歳:18FTU(約9g)
6~10歳:24.5FTU(約12g)となります。
ティッシュが皮膚につく、または皮膚がテカる程度も使用量の目安になります。
保湿剤は、清潔な手のひらでやさしく丁寧に、すりこまないようにして塗ります。
入浴後や朝出かける前などに十分に保湿をし、冬の乾燥からお肌を守りましょう。
医療法人社団伸緑会 富士見台駅前皮ふ科(練馬区富士見台駅徒歩30秒)
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