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《症状》
いわゆる『にきび』で、90％以上の思春期男女が経験します。
顔、背中、胸部などの皮脂分泌が盛んな部位に好発し、毛穴に一致した赤いブツブツ、しこりを生じます。軽快後に瘢痕となることがあります。
《病因》
①ホルモンバランスの変化・・・血中の男性ホルモンが増加することで皮脂の過剰分泌が起こります。
②角化異常・・・皮脂が細菌によって分解されて遊離脂肪酸が生じると、その刺激により毛穴のつまりが生じます。
③細菌感染・・・常在菌のアクネ菌の増殖により炎症が誘発されます。
《治療》
角質剥離作用のある過酸化ベンゾイルやレチノイドの外用薬により治療を行います。
炎症性のにきびには抗菌薬の内服や外用も行います。必要に応じてケミカルピーリング（自由診療）などを行います。
また、ニキビのホルモン治療（スピロノラクトン）やイソトレチノインの内服（自由診療）をご提案する場合もあります。
ニキビは治すだけでなく、今後も再発せず良い肌の状態をキープできるよう予防を続けていくことも大切です。お気軽にご相談ください。
医療法人社団伸緑会 富士見台駅前皮ふ科（練馬区富士見台駅徒歩３０秒）
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