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【女性の発毛治療】
女性特有の薄毛は、その原因が多岐にわたります。特に多いのが、女性型のAGAや産後の抜け毛です。
◯FAGA（女性型AGA）
AGAは男性特有と考えられがちですが、実は女性にもAGAは存在します。
男性のAGAが前頭部、頭頂部を中心とするのに対し、女性では頭部全体の髪が細く全体的に薄くなるのが特徴です。これは、髪を成長させる女性ホルモンの量が減ることで、薄毛や抜け毛につながります。このためプロペシアやザガーロは効果が期待できず、成長因子による毛髪の成長、頭髪の血流改善を期待した育毛剤（自費処方）を使用します。
◯産後の抜け毛
出産まで妊娠を維持するためのホルモンによって、女性の頭髪は抜けにくい状態となっています。出産によってこれらホルモン環境が変化すると、抜けにくい状態となっていた毛髪が一気に抜けるようになります。通常は産後のホルモンバランスが整ってくれば元の状態に戻ることが多いですが、より早く正常な状態に近づける目的で、成長因子の含まれた育毛剤（自費処方）を使用します。
《治療薬》
※全て自費診療での処方となります。
※価格は全て税込です。
※診療の際か、自費初診／再診療がかかります。（初診料：2,200円 再診料：1,100円）
・ミノキシジル（内服薬） 8,580円／1カ月
毛根の血流を改善すると血主に、細胞の増殖やタンパク質の合成等を促進して発毛させる作用があります。1日1回の内服です。
元々降圧薬としてよろ少ない量の内服となります。
・パントガール（内服薬） 9,680円／1カ月
女性の薄毛のために開発された治療薬です。
主にビタミンやアミノ酸が配合されているパントガールは毛周期に直接何かしら影響を与えるものではありません。髪の毛の成長に必要な栄養素を補って、発毛を促進する効果がメインになります。
そのため、パントガールだけでは十分な毛量になることは難しいとされています。
・ミノキシジル（外用薬） 9,680円／1カ月
毛根を含む、毛包周囲に血流を改善さえ、酸素及び栄養状態を高めます。
また、成長因子の生産を促すことで、毛乳頭細胞を活性化させると言われています。
しかし外用薬は内服薬よりは効果が劣るため、内服薬を併用することをおすすめします。
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