雀卵斑 2021/10/27 しみ、いぼ、ほくろ 《症状》 いわゆる『そばかす』です。3歳頃から顔面、頚部、前腕などの露光部に数ミリ大の褐色斑が多発します。 夏季に紫外線刺激により色調が濃くなります。思春期に最も濃くなりますが、以降は徐々に薄くなっていきます。遺伝的要因… 続きを読む
扁平母斑 2021/10/27 しみ、いぼ、ほくろ 《症状》 境界明瞭な直径0.5~10cmの淡褐色班で、多くは生下時よりみられ、2~3歳までに明瞭化します。 単発のものは健常人の約10%でみられます。基底層のメラニン顆粒の増強によります。 《治療》 一部の… 続きを読む
脂腺母斑 2021/10/27 しみ、いぼ、ほくろ 《症状》 新生児の0.3%でみられ、頭部や顔面に好発する腫瘍です。 直径1~10cm程度で、わずかに隆起した黄色調の脱毛局面を形成します。 加齢とともに毛芽腫、基底細胞癌などの二次性腫瘍が発生することがあります。 &nb… 続きを読む
蒙古斑 2021/10/27 しみ、いぼ、ほくろ 《症状》 新生児の仙骨部や腰殿部にみられる青色斑です。黄色人種では乳幼児のほぼ100%にみられます。 生後2年頃までは色調を増しますが、その後退色します。通常4-10歳前後で消失します。 腰殿部以外に生じたものを異所性蒙… 続きを読む
後天性真皮メラノサイトーシス 2021/10/27 しみ、いぼ、ほくろ 《症状》 こめかみ、頬骨部、鼻翼などに灰褐色の直径1~3mmの点状色素斑が多発し、次第に色調が濃くなります。 思春期~中年の女性に好発します。真皮上層のメラノサイト増加によります。 治療に際しては、肝斑との鑑別が重要とな… 続きを読む
太田母斑 2021/10/27 しみ、いぼ、ほくろ 《症状》 黄色人種の思春期女子に好発し、淡青色の母斑が三叉神経第1枝(額)、第2枝領域(眼周囲、前額部、頬部)に片側性に生じます。約半数の症例において眼球内にも色素沈着をみとめます。 真皮メラノサイトの増殖とメラニンの基… 続きを読む
脂漏性角化症 2021/10/27 しみ、いぼ、ほくろ 《症状》 中年以降の顔面、頭部、体幹などどこにでもみられる良性のできものです。 境界の明瞭な茶色〜黒色のざらざらしたできものです。 いわゆる年齢とともにできる『いぼ』であり、老人性色素斑(いわゆるシミ)から盛り上がってし… 続きを読む
色素性母斑(ほくろ) 2021/10/27 しみ、いぼ、ほくろ 《症状》 いわゆるホクロです。母斑細胞母斑とも呼ばれます。 肌色、茶色、黒色など色はさまざまです。ダーモスコピーにより悪性腫瘍との鑑別を行います。 《治療》 整容面で治療をご希望の場合、レーザー治療(ラジオ… 続きを読む
手足口病 2021/10/31 お子様の疾患 《症状》 コクサッキーウイルスA16型やエンテロウイルス71型などによる感染症です。乳幼児に好発します。 口腔粘膜や手掌足底、膝、殿部などに丘疹や小水疱が出現します。口腔病変の痛みのため飲水困難となることがあります。エン… 続きを読む
伝染性軟属腫(みずいぼ) 2021/10/31 お子様の疾患 《症状》 いわゆる『みずいぼ』です。小児の体幹、四肢に好発します。 伝染性軟属腫ウイルスによる感染症です。 皮膚の微小外傷や毛孔から感染し、掻き壊しにより周囲皮膚に感染します。 《治療》 およそ1年ほどで自… 続きを読む