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ブログ|富士見台駅前皮ふ科|富士見台駅南口徒歩30秒|皮膚科・美容・小児

肌の構造と役割について

<肌の構造と役割>

表皮:表皮にはバリア機能があります。外からの刺激や異物の侵入と、内側から水分が逃げるのを防いでいます。表皮のいちばん下には紫外線から肌を守るメラノサイトが存在する基底層があります。

真皮:皮膚のハリと弾力を維持します。ベッドにたとえるとコラーゲンがバネ、エラスチンがコラーゲンを束ねるゴム、ヒアルロン酸がその中を埋める綿のような役割をそれぞれ果たしており、肌のハリと弾力を維持しています。

 

<表皮が生まれ変わるターンオーバー>

表皮の細胞が生まれてからアカとなって剥がれおちるまでの周期をターンオーバーと呼び、およそ28日間が理想だといわれています。この周期が早くても遅くても肌トラブルの原因になります。

 

<どうして肌は乾燥するの?>

肌のうるおいとは肌表面の水分量のことで、年齢とともに減少していきます。さらに水分を保つ働きをする皮脂も20歳頃から減少し始め、40歳頃からは急激に減り始めるため、加齢による乾燥状態を引き起こします。肌が乾燥した状態を乾皮症と言います。

 

肌には本来、保湿成分である①NMF(天然保湿因子)と油分である②皮脂や③細胞間脂質があります。この3つの保湿因子はターンオーバーの乱れや加齢などが原因で減ってしまうことがあります。また、洗顔のしすぎなどによってNMFが洗い流されたり皮脂や細胞間脂質などの肌の油分が奪われたりして、水分が蒸発しやすくなってしまうことがあります。このような、乾燥している状態の肌に水分を与えてキープするのが保湿成分なのです。

 

<乾燥肌のスキンケア>

  • 強い洗浄力を持つクレンジングや洗顔料を避けましょう。
  • 洗顔後・入浴後5分以内に保湿剤を塗りましょう。
  • 乳液やクリーム、オイルなど(油分入りコスメ)を使ってしっかりとフタをしてうるおいをキープしましょう。

当院では、乾皮症に対して保湿剤の処方も可能です。お気軽にご相談ください。

 

医療法人社団伸緑会 富士見台駅前皮ふ科(練馬区富士見台駅徒歩30秒)

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